アロマでひんやり!夏の熱中症・熱射病対策におすすめの精油3選

最近、気温が上昇し、日本全国うだるような暑さが続いていますね。
特に運動をしたわけでもないのに、ちょっと外に出て洗濯物を干すだけでも汗をかいてしまう。日中だけでなく、夜までもムシムシとしてクーラーが欠かせなくなってきました。そのせいで、身体がだるくなったり、風邪をひいたり体調を崩す方もいらっしゃるのではないでしょうか。熱射病や熱中症で倒れてしまう方、ひどいと死に至るというケースまで出てきてしまって、暑さに対するしっかりとした自己管理を行う必要がありますね。特に小さなお子様や高齢者の方と一緒に出掛ける場合などは、注意が必要です。

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1.熱中症とは

高温の中で仕事や運動をしたために起こる身体の異常の総称で、
屋内・屋外を問わず、高温や多湿などが原因となって起こります。

<段階別熱中症の症状>

▼レベル1:めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

▼レベル2:筋肉痛や筋肉のけいれん

「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。
筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

▼レベル3:体のだるさ、吐き気

体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

▼レベル4:汗のかき方がいつもと違っておかしい

拭いても拭いても汗が出る、もしくは全く汗をかいていないなど、
汗のかき方に異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

▼レベル5:体温が高い、皮膚の異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、
皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

▼レベル6:呼びかけに反応しない、真っすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。
または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常がある時は、
重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう。

▼レベル7:水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。
むりやり水分を口から飲ませることなく、すぐ医療機関を受診しましょう。

<こんな人は熱中症になりやすい>

同じ気温や温度の下で同じように過ごしても、熱中症になる人とならない人がいます。
また、同じ人でも熱中症になる場合とならない場合があります。
その違いはどこにあるのでしょうか。

高齢者や乳幼児は体温調節機能が弱いために熱中症にかかりやすくなります。
また、ケガや脳卒中の後、手術後などは、外出する機会が少ないこともあって、
暑さに体がなかなか順応しないため、熱中症のリスクが高まる傾向があります。

そのほか、糖尿病や高血圧、心不全などの病気がある人は、病気そのものや、症状を抑える薬が汗をかく機能を低下させることがあるため、熱中症にかかりやすいといえます。

  2.熱射病はなぜ危険?

高温多湿の環境で、長時間いたり、作業をした際に大量の汗をかき、
体内の塩分や水分が著しく不足することで体温をコントロールする脳の体温調節機能に支障をきたし、重度の意識障害が発生した状態を言います。

熱射病は、意識障害と同時に体温が40℃以上まで異常上昇します。
脳の体温調節機能が働いていないため、体温が異常に高いのに、発汗がなく
皮膚が乾燥しているいるのが熱中症との大きな違いで、
緊急に冷却療法を行う必要があります。
それは、生命の危機に直結する極めて危険な状態だからです。

 3.熱中症、熱射病対策について

熱中症や熱射病にかからないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
人は、体温が高くなり過ぎないように汗をかいて調節していますが、
暑くなり始めてから3~4日経過することで、汗をかくための自律神経が
素早く反応できるようになり、体温上昇を上手に防げるようになります。
一方で暑くなってすぐはこの反応がまだスムーズにいかないため、
梅雨の合間に突然気温が上がった日や、梅雨明け後の急に暑くなった日などは
熱中症になりやすいので、注意しましょう。

●こまめな水分・塩分の補給
スポーツドリンクや塩飴と水などが効果的。
カフェインを含む飲み物やアルコールによる水分補給はNG

直射日光を避ける
日焼け止め、日傘、帽子などのアイテムを使って、外出時には日光が
直接肌に当たらないように注意しましょう。

●体を冷やすアイテムを使用する
冷したタオルやひんやりスプレー、保冷剤などを使って、身体の温度の上昇を防ぎましょう。

●涼しい服装、エアコン対策
できるだけ、通気性の良い素材を使った服装を心がけましょう。またエアコンの効いた室内は
体を冷やしすぎてしまうため、羽
織るものを1枚持っていくと良いでしょう。

●適度な体力づくり
無理のない範囲で運動し、汗をかく習慣をつけることで体内に熱がこもるのを防ぎます。

●良質な睡眠を十分にとる
無理のない範囲で運動し、汗をかく習慣をつけることで体内に熱がこもるのを防ぎます。
寝不足は熱中症を招く最大の要因と言われています。寝苦しい時もありますが、アロマを使ってぐっすりと
眠れる環境を整えましょう。

4.熱中症、熱射病予防に繋がるアロマ精油3


★ペーパーミント
★ラベンダー
★レモン

5.夏の暑さを和らげるアロマテラピー利用法

★冷湿布

★ボディクールスプレー
※スプレーの作り方は虫除けスプレーの時の記事を参照ください。https://www.richearoma.com/aromatherapy-spray

★香りがそよぐ扇風機

★ハンカチに垂らして芳香

他にもこんな利用の仕方があります。参照ください。

https://www.richearoma.com/basic-of-aromatherapy

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